人のイメージって( ・ω・) その3
その夜、私たちは彼女の提案で豪勢にシャンペンを注文し、活きのよいサーモンのタルタルを賞味しながら、かなり遅い時間まで店に残っていました。
その店は、彼女のボーイフレンドの行きつけらしく、次々と彼の友人や仕事仲間が訪れては、私たちのテーブルのところに挨拶をしにきた。
二十近くも年の離れたそのボーイフレンドのことは以前に彼女から聞いていたが、なるほど確かに「子供のような人」で、別れた前妻との間の一人息子の話を嬉しそうにしたり、彼女から贈られたというロシア製の時計を自慢げに見せたりした。
そういう彼に向けられた彼女の視線は愛情に満ちた母親のそれによく似ていました。