ただの自己満足 その3
日本の茶具はその起源から言っても朝鮮半島に負うところが非常に大きいわけであり、地味な色合いの肌ざわりのまろやかな季朝などの茶腕がとりわけ日本人に愛されるのも、両者に共通の触覚的美意識があるからでしょう。
この日本人の触覚的感覚は全然別のところにおいても発揮されます。
私達は買い物をする時、まずこれがいいかあれがいいかといろいろ見て、そして触って中身を確かめて、やっと決める。
このことはごく当たり前のことと思われているものですが、ヨーロッパではこの日本的買い物の仕方がしにくいのだ。